茶筅供養 |
平戸支部 松華会 大原 律男 |
現在、私は二年ぶりに東京から平戸に戻り按針教室にてお稽古を再開しております。今回、森先生から茶筅供養への出席を勧められ初めて参加することが出来ました。 12月7日(土)松浦家の主な菩提寺である臨済宗俊林山 雄香寺にてご宗家様ご臨席のもと佐世保支部松清会松浦純二会長以下5名、平戸支部松華会森三佐子会長以下8名が参集し、令和元年の茶筅供養が行われました。 各支部、長崎国際大学、長崎短期大学からよせられた200本弱の茶筅、30本の柄杓ほかに菓子箸が朱塗りの丸盆に盛られ、お茶とお菓子(蔦屋:上用饅頭)果物・お花と共に供えられました。閑栖(かんせい)和尚様の焼香の後、西村住職様の読経に一同の唱和が続き、ご宗家様に続いて一人ひとりお焼香をさせて頂きました。 |
その後、お庭に設けられた青竹組の炉に茶筅等を移し、読経が流れる中、茶筅に火がつけられ1年間の茶筅の中に込められた様々な思いとともに静かに燃え上がりました。形の崩れるまでの読経が続き、お稽古を再開できたことに感謝し、手を合わせました。 終了後、お下がりのお茶とお菓子を頂き、和やかな中に来る年への思いを新たにし帰路につきました。 |