上海大学茶道体験
長崎国際大学 嶋内麻佐子
日  時 : 令和元年7月27日(土) 9:00~12:00
場  所 : 長崎国際大学 茶室「自明堂」
主  旨 : 上海大学短期博物館学研修の茶道体験は、今年で4回目を迎えました。日本文化への理解や関心を深めることを目的とし、本学学生との交流を通して茶道の魅力を感じてもらいたいと思います。
参加者 : 上海大学博物館学学生15名
1.講義
本学で取り入れている鎮信流茶道について説明があり、学生たちは通訳を介しながら、座礼の仕方や客作法(お茶の飲み方、お菓子の取り方)について学びました。双手礼、爪甲礼の練習では息の揃った礼をすることができるようになり、とても綺麗な礼を行っていました。また、お茶の飲み方ではサポート学生も一緒に入り、真剣に学ぶ様子が見られました。

双手礼を実践する様子         お茶の飲み方を学ぶ様子
2.着付け体験
浴衣での着付け体験を行いました。上海大学の学生たちは、初めての浴衣の着付けに苦戦していましたが、本学の学生と互いに教え合い、楽しみながら着付けを学んでいました。

女性着付け体験             男性着付け体験
着付け終了後、全員で集合写真を撮影しました。皆さん初めての着付け体験でしたが、とても綺麗に着こなしていました。

3.茶席体験
茶席体験では席入りをして、お菓子の取り方、お茶の飲み方の実践を行いました。上海大学の学生達は茶道に対して興味があり、煎茶と抹茶の違いについて、また作法についての質問等がありました。短い時間でしたが、貴重な経験となったのではないかと思います。

お菓子の取り方を実践する様子      お茶とお菓子をいただく様子