2015年6月28日 | |
聖福寺四季釜 夏の席 | |
長崎支部 松和会 青山 良子 | |
長崎では、裏千家.表千家.鎮信流で四季釜が有ります。 今年は夏の席を六月二十八日に行うことになりました。梅雨の時候ということもあり、前日に行った準備では強い雨と風に悩まされることとなりましたが、いざ夜明けを迎える頃には美しい朝焼けも見ることができ、ホッと胸を撫で下ろしました。 |
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私が聖福寺に着いた時には、床には第三十五代観中公が書かれた掛軸が掛けられ、姫百合と夏椿の花が美しく生けられておりました。付け書院には敬宮 愛子内親王殿下の御印である五葉つつじが織られた袱紗に傘の香合が置かれ、梅雨の季節が表わされておりました。 |
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さて、朝鮮風呂と隅切棚でのお茶席となりました。一席目、二席目と過ぎ、三席目で緊張しながらお点前させて頂いていると、正客の方がお尋ねになられ、席主とのお話も和やかな雰囲気の中、無事にお点前を終えることができました。 水屋の皆様も、少ない人数でご尽力頂き誠にありがとうございました。 |
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