新年のご挨拶と支部報告
長崎支部松和会 藤岡瑞枝

(近くの神社より見た初日の出)
 新春のお慶びを申し上げます。各支部の皆様方はいかが新年をお迎えでございましょうか。本年もよろしくお願い申し上げます。
 2022年1月1日長崎地方は雲一つない青空で空気は清々しく気持ちの良い新春の幕開けでございました。
これは良い年になりそうだと思っておりましたところ、あっという間に新しいコロナ株による感染者が急増し不安な日々となってしまいました。
 本年は節目々々の行事は実行して行きたいと思っておりますが残念ながら初釜は中止といたしました。お稽古は1月より始めております。今年の課題は初心に戻り基本をしっかり身に付けることといたしました。
昨年よりご宗家様にリモートでのお稽古をご指導いただいておりますが,あらためて基本が第一と気付いたところでございます。

(水引のしめ飾り)


 4月には中止が続いております聖福寺の四季釜が再開されることになりました。早速鎮信流が春の席を担当いたします。コロナ禍がまだ続く中での茶会をどのように進めてゆけば良いのかと頭を痛めておりますが皆さんと知恵を絞り工夫して安全に進めたいと思っております。
 6月には松洽会総会が開催の予定と伺っております。皆様とお目にかかれます日を楽しみにいたしております。

 今回は長崎雑煮の紹介をさせていただきます。具材が多いのが長崎雑煮の特徴で我が家に代々受け継がれて参りましたものでございます。
出し汁は、かつお 昆布
具材は、 ブリ 鶏肉 かまぼこ しいたけ 里芋 大根 人参 ごぼう 竹の子 唐人菜 丸餅等を奇数で入れます。唐人菜は白菜に似た長崎独特の青菜です。