松蓊会の初釜 |
松蓊会 松田 攝子 |
大阪支部、松蓊会の初釜が成人の日の1月8日に宝塚の支部長宅で行われました。 宝塚駅に降り立つと凛とした冷たい空気に包まれました。大阪に比べて高台にある宝塚の空気は一段と澄んでいるように感じました。 久しぶりに着物姿で歩いたので、足元が気になりましたが、気持ちは引き締まりました。 成人の日ということもあって、どこも華やかな着物姿であふれていました。 お正月らしい点心をみんなで美味しくいただいた後、佐々木さんがお続きをなさいました。 続薄茶がしたいと熱心にお稽古した甲斐があって、客、亭主一体となり、リモートの成果も生かされてとても頼もしく思いました。 長時間の正座にいつものように汗をかきながら、頑張っていました。 私は正客として気を抜かないよう、多少の緊張感を持って座っておりましたが、お道具拝見の声掛けを忘れてしまいました。楽しいお話に、つい気が緩むのは致し方ないことでした。 和気藹々と進んであっという間にお開きとなり、今年もお稽古に励んでいきたいとみんなで心を新たにして、初釜を終えました。 我が家は孫や婿も含めて男全員、辰、竜、龍の字がつく名前です。 何かとてもいい年になりそうな気がします。 今年も宜しくお願いします。 |