令和3年度 1日体験こども茶道教室
佐世保支部 松清会 松浦純二  
 
 アルカス佐世保では、こども達を対象とした茶道教室を2004年から毎年開催しておりましたが、昨年から新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み中止されておりました。
 この度、こども達の夏休みの思い出で作りとして、「1日体験茶道教室」が開催されることとなり、鎮信流は8月7日に引き受けることになりました。  
 当日は、アルカス佐世保の主催者側によりコロナウイルス感染症の拡大防止対策のため、事前に確認書を取られ、小学生と中学生20名参加での開催となりました。  大半のこども達は、お茶が初めての経験でしたので、初めに薄茶の点前を見せて、その後3~4人グループに分かれて、お茶を点てる体験を実施しました。
 間隔を開け、1人づつ茶碗、棗、茶杓、茶筅を配り各グループの先生方に指導してもらいながら一緒にお茶を点てました。お菓子は、西瓜の練り切りです。各自で包装紙に包んだものを取り、茶碗にお抹茶を入れ、お湯を注ぎ茶筅を振り、自分で点てたお茶を飲んで、お茶を味わいました。
 こどもたちは、お抹茶が飲めることを楽しみにしていたようで大変喜んでおりました。抹茶がおいしくて服点てて飲むこどももおりました。
 和室の換気も考え、窓はすべて開放し、普通は冷房が効き涼しい部屋も蒸し暑く、和服姿の先生方も汗だくだくで頑張りましが、子供たちの笑顔に癒され楽しいひと時でした。