初釜に参加して
下関支部松要会 浜崎 純子
 令和5年1月13日、下関市生涯学習プラザ茶室で行われた初釜に参加致しました。
会場まで雨の中を歩いた身には、お釜の湯気でほんのり暖まった室内は心地良いものでした。
お床拝見のあと、新年の挨拶と共に一年の反省、会計報告を伺い、その後気持ちを改め初釜となりました。
朝倉さん、続いて中野さんのゆったり心のこもった一服点のお濃茶点前に、茶道に対する真摯なお姿がうかがえ、それは、私の理想とする姿です。大変美味しくお濃茶をいただくことができ、幸せでした。

後2年で定年を迎える年齢になって、20歳の頃少し習った茶道をもう一度学びたいと思ったのは、お抹茶を頂くのが好きと云う事もありますが、会社を辞する自分にそれに代わる生活の軸になるような、精神的な支えになるものが欲しいと思ったのが一番の理由です。
ドリームシップ祭の鎮信流のお茶席で偶然浜谷先生にお会いし、是非習いたいと思い、入会させて頂き良かったと思っています。
静かな茶室で濃茶・薄茶をゆっくり味わいながら、和やかな時を過ごすことが出来、参加して良かったと思いました。
帰りに“花びら餅と大福茶”をお年賀として頂き驚きました。
有難うございました。

まだまだ何一つできませんが、強く優しく〝和敬の心〟を念頭に精進していこうと改めて思いました。
よろしくお願い致します。