初釜に参加して |
下関支部松要会 浜崎 純子 |
令和6年の初釜は好天に恵まれた1月12日、下関市生涯学習プラザ茶室で行われました。 私にとって二度目の初釜です。お床拝見の時、床に飾られた蠟梅と寒あやめの可愛らしさに慰められました。緊張もほぐれ、なお一層精進することを誓い、又、能登半島地震被災の皆様のご健康と平穏をお祈りいたしました。 新年の挨拶ののち、一年の反省・会計報告・本年度松洽会行事予定等を伺い、その後気持ちを改め初釜となりました。 濃茶から薄茶と慌ただしい設え代えとなりましたが、心静かにお点前をなさる姿に感動致しました。“早咲き梅”の練切り“花びら餅”も美味しく頂きました。 仕事の都合で長らくお稽古を休んでおりましたが、久しぶりの一服は本当に美味しく、ゆっくりと頂きました。 点心は場所を移し、皆様と和やかに頂きました。 初釜に参加させて頂き感謝いたします。 〝茶の道とてなし、あるは人の道のみなり〟 まだまだ何一つできませんが、〝和敬の心〟を大切に精進していきたいと思い、家路につきました。 |
|
|