第18回灯籠茶会
 
東京支部 白河市  島村 ふじ子
濁りなき 心の水にすむ月は
                  波も砕けて光とぞなる 光とぞなる
 曹洞宗梅花流詠讃歌「坐禅御詠歌」のお唱えで黙祷から始まった第18回灯籠茶会。
 
 8月2日〜3日、白河市南湖翠楽苑にて行われた。両日、天気に恵まれ本市はもとより市外、遠方より足を運んでくださる皆様にゆったりと穏やかなひとときを過していただければと私達も趣向を凝らしお迎えする。
 
 先人を偲び、先祖様への供養、東日本大震災の犠牲になられた方々の御冥福を祈る行事として湖面に浮かぶ灯籠は幻想的で郷愁を誘う。
 
 創立62年を迎えた「白河茶道連盟」、白河の茶道文化の発展のため活動を続けている。
 
 「白河茶道連盟」(七流派)物故会員33名の中で鎮信流の先生方は12名。

 歴史ある白河で、鎮信流の灯が消えることのないよう精進せねばと心新たにした一日であった。